
炭酸飲料を入れるアルミ缶の外層を化学反応を利用してはぎ取る動画が話題になっている。
このデモンストレーションの結果アルミ缶の内側に現れるのは、多くの人が予想していないプラスチックの膜である。
この膜は、アルミと酸が反応することを防ぐ目的で用いられている。
膜の素材は、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエステル 、アクリルなど、製造元によってバラバラだという。
アルミ缶の外層をはぎ取ると中には意外な素材が
— ScienceTime (@sciencetime_jp) December 7, 2019
その健康への影響は?
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これらの素材の中には、ビスフェノールA(BPA)と呼ばれる化合物を原料として含むものもある。このBPAは、特定のホルモンに影響を与え、健康に害をもたらす可能性が示唆されているため、缶に含まれる量は極微量であるものの、米国では使用を控えているが、一部の製造元は未だに用いているという。
いずれにしても、多くの糖分を含んだソーダ飲料は決して体に良いものではなく、ソーダ飲料の過剰な摂取による健康被害が欧米を中心に社会問題とさえなっているため、BPAの影響に関わらず、摂取はほどほどにするのが賢明だろう。
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