【物理】『初の量子エンタングルメントの画像撮影に成功』BBC 2019/7/13

_107856947_capture.png

First image of Einstein's 'spooky' particle entanglement
13 July 2019
https://www.bbc.com/news/uk-scotland-glasgow-west-48971538

科学者たちは、Albert Einsteinがかつて「不気味な遠隔作用」と表現した現象の初のイメージを捉えた。

写真は2つの粒子が相互作用し、瞬間的に物理的状態を共有している、強い量子エンタングルメントを示している。

※「量子エンタングルメント」は、「量子もつれ」とも訳される

これは、粒子間の距離がどれほど離れていても生じる。

この関係は、Bellのエンタングルメントとして知られており、量子力学の分野を支えている。

グラスゴー大学のPaul-Antoine Moreauは、このイメージは「自然の基本的な特性の、エレガントなデモンストレーション」であると述べている。

「これは、量子コンピューティングの新興分野を発展させ、新しいタイプの画像化技術に利用できるかもしれない素晴らしい結果です」と彼は付け加えている。

佐藤文隆先生の量子論 干渉実験・量子もつれ・解釈問題 (ブルーバックス)




Einsteinは、量子力学を「不気味な(spooky)」と表現した。これは、2つのもエンタングルした粒子間の、見かけ上の遠隔相互作用が瞬時に起こるためである

この相互作用は、彼の特殊相対性理論の要素と相容れないようにも見えた。

科学者John Bellは後に、その特徴を示す強い形のエンタングルメントを詳細に記述することによって、その概念を定式化した。

Bellのエンタングルメントは今や、量子コンピューティングや量子暗号などの実用的な応用に利用されている。

しかし、これまで単一の画像に捉えられたことはなかった。

グラスゴー大学の物理学者のチームは、「常識的ではない」の物体に対して、量子的な光源からのエンタングルした光子の流れを発射するシステムを考案した。

これを、光子が通過するときにその位相を変える液晶材料に表示させたのである。

光の量子コンピューター (インターナショナル新書)




この記事へのコメント

【世界で5万人が受講】実践 Python データサイエンス・オンライン講座

人気記事