【認知】『なぜ保守主義者はリベラルよりも脅威に関する誤った情報を信じやすいのか』Los Angeles Times 2017/2/2

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Why conservatives are more likely than liberals to believe false information about threats
By MELISSA HEALY
http://www.latimes.com/science/sciencenow/la-sci-sn-conservative-believe-false-threats-20170202-story.html


<概要>

事実とファンタジーの境界を曖昧にした選挙シーズンが終わったが、UCLAの研究者チームは、真実とフィクションの区別をつけるという点で、潜在的な有権者のすべてが同じように見ているわけではないという、物議を呼ぶ主張を裏付ける新たな証拠を提示している 。

「代替事実(alternative facts)」がある種の危険を主張している場合、政治的信念がより保守的である人々は、リベラルな態度を取っている人よりも、それを信じてしまう可能性が高いという。

簡単に言えば、保守派は、可能性のある結果が暗いものであると感じるとき、嘘に対しての警戒を解きやすい。リベラルはそれほどではない、ということだ。

Donald Trumpによる根拠のない主張が多くの支持者を獲得した、いわゆるフェイクニュースに染まった大統領選挙に続いて出されたこの新しい発見は特にタイムリーなものだ。

「潜在的な脅威を特に警戒しているが、これといって動機づけられていないか、あるいは批判的で体系的な方法で情報を処理する準備ができていない市民が多数いる」とニューヨーク大学社会・政治行動センターの共同ディレクター、John Jostは語る。Jostは、何年もの間、アメリカ人は「理性が不分し、公然と学者や、根拠の科学的標準を軽視している恐ろしいメッセージを提示されてきている」と述べた。

新たな結果は、近年発生した社会科学の新たな領域から提示される党派による違いのイメージと一致している。広範な研究では、人類学者、社会心理学者、政治学者は、リベラルを公言する人と、自身を保守主義者と呼ぶ人々は、シンプルに考え方が異なっているということを見出している。

すべての人は、個人的特徴と思考スタイルのスペクトルのどこかに配置される。しかし、リベラルと比較すると、保守派はリスク許容度が低く、閉鎖性と確実性の要求が平均的に高くなっている。

研究論文はコチラから閲覧できる。



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