【生物・教育】『自然淘汰により「学習遺伝子」が減少している, アイスランドの研究』The Guardian 2017/1/16

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Natural selection making 'education genes' rarer, says Icelandic study
https://www.theguardian.com/science/2017/jan/16/natural-selection-making-education-genes-rarer-says-icelandic-study?CMP=fb_gu

<概要>

アイスランドの研究者は、国内において、より多くの時間を教育に費やす傾向にある遺伝子群が、1910年から1975年にかけて減少していることを発見した。

しかし、教育に関係する遺伝子は、多産性にも影響を与えていた。より多くの「教育遺伝子」を持つ人は、他のものより子供が少ない傾向にあった。これより、科学者たちは、より教育レベルの高い人々ほど、アイスランドの遺伝子プールへの寄与が少ないため、それらの遺伝子が希少になったのではないかと提唱している。

教育により多くの時間を費やすことと、それによって提供されるキャリア機会が多いことが、良い教育を受けた人々が家族を持ち、子供を持つという将来を送らない傾向があるという唯一の理由ではないことをこの研究は示唆している。

影響は小さいものの、これが何世紀にも渡り蓄積されていくと、深刻なものになると研究者は考えている。

しかし、他の科学者たちも指摘するように、遺伝は教育に小さな影響しか与えない。 大部分は、社会的環境によって影響を受ける。また自然淘汰を受けるには、長い期間に渡り、一貫した傾向を持続しなければならない。

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