【物理】『議論の的となっている新たな重力理論、最初の検証をクリアする』ScienceAlert 2016/12/17

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<概要>

既存の重力理論を修正する新たな仮説が、最初の重要な試験に合格した。

2010年に最初に提案されたその新たな仮説では、重力はアインシュタインの予測とは大きく異なっていると主張しており、今回、3万を超える銀河の独立した研究により、これを裏付ける最初の証拠が発見された。

この仮説は、理論物理学者、Erik Verlindeの名から「Verlindeの重力仮説」と呼ばれている。これがさらなるテストに耐えることができれば、ダークマターを理論から完全に取り除くことを含め、百年を超える物理学の理論を完全に書き換えることになる。

さらに、現代物理学の「聖杯」の1つである「万物の理論」へ近づくこともできるかもしれない。

Verlindeのアプローチでは、ダークマターはまったく必要とせず。重力そのものの再考を要求する。

11月の記事で記述したように

"彼は重力を基本的な力の一つではなく、創発現象であると捉えた。つまり、宇宙で起こっている別の現象の副作用であるというわけだ"

Margot Brouwer率いるチームは、33,000を超える銀河の中の物質の分布を調べた結果、Verlindeの重力仮説を用いれば、ダークマターなしで説明することが出来ると語っている。

これを調べるためには重力レンズ効果を用いるが、Verlindeの修正された重力を考慮に入れれば、ダークマターの概念を加えることなく観測結果を説明できることが発見された。

その結果をアインシュタインの相対性理論の理論と、Verlindeの予測と比較し、両方が一致していることを見出した。

しかし彼らは、Verlindeの予測が、観測値を仮説と一致させるために調整できる自由パラメータを使用することなく、観測値に一致することを発見した。一方で、ダークマターの存在は、4つの自由パラメータを必要とする。

この研究はarXiv.orgで閲覧できる。

http://www.sciencealert.com/a-controversial-new-gravity-hypothesis-has-passed-its-first-test




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