【心理】『性差別主義者の男性は心理的問題を抱えている可能性が高い』The Washington Post 2016/11/22

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Sexist men have psychological problems
https://www.washingtonpost.com/news/speaking-of-science/wp/2016/11/22/sexist-men-have-psychological-problems/

<概要>

心理学者は、約2万人の男性からの10年間に渡るデータを調べた結果、女性よりも力を持つことや、プレイボーイ的振る舞い等の他の伝統的な男らしさの概念を支持する男性は心理的な問題を抱える可能性が高いうえ、それについて助けもあまり求めない傾向にあるということを見出した。

この社会の構成員の半分を傷つける文化的規範は、他の半分にとっても好ましいものではないということだ。だれがこんなことを想像しただろう。

月曜日にJournal of Counseling Psychologyに掲載されたこの新たなメタアナリシスは、2003年から2013年の間に収集された、男らしさと精神的健康に関する78の研究をまとめたものだ。参加者の年齢は12歳から65歳までの範囲であり、ほとんどが男性であった。これらの研究の半数強が白人男性を主に扱っていたが、アフリカ系アメリカ人やアジア系アメリカ人に焦点を当てているものもある。研究のほとんどは回答者の性的指向については尋ねていないが、それを行った研究の結果ではほとんどの参加者はストレートであった。

研究者は、「伝統的に男らしい」とみなされる11の規範―勝利への欲求、感情制御の必要性、リスクを負う事、暴力、支配、無差別的性交あるいはプレイボーイ的振る舞い、自立性、仕事の優越、女性に対する力、 同性愛の軽蔑と地位の追求―を特定し、それらが特定の精神的健康状態に関連しているかどうかを調べた。

概して、これらの規範をより強く支持した男性は、うつ病、ストレス、身体イメージの問題、物質乱用、社会的機能の低下などの問題を経験している可能性が高かった。彼らはまた、そのような問題に対処するためにカウンセリングに足を運ぶ可能性も低かった。この影響は、プレイボーイ的振る舞い、女性に対する力と自立を重視する男性にとって特に強かった。

研究者は「あなたが常にある特定の振る舞いの仕方をしてきたからと言って、他に選択肢がないというわけではありません」と述べている。

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