あなたのペットのネコやイヌはどんな夢を見てるだろう?もしあなたが、イヌは何か純粋は夢を見ている一方で、サイコパスな小さなライオンであり、名高い連続殺人鬼として知られるネコは、残忍な狩りを夢見てるとお考えなら、それは正しいかもしれない。
ハーバード大学医学大学院の臨床心理学者であり、進化心理学者でもあるDeirdre Barrett博士によれば、彼らの夢のメカニズムや内容についてはわからないことばかりであるという。だが我々は自分たち自身の夢についてすらほとんど理解してないことを考えれば、これは驚くべきことではない。
People Magazineの独占取材で、動物の夢については推測するしかできないと注意したうえで、彼らの振る舞いはいくつかの公平な糸口を与えてくれると語っている。哺乳類は、夢を見る時間である急速眼球運動(REM)睡眠を含む、ヒトと同様の睡眠サイクルを持っている。
ネコとイヌの睡眠中の動きとREMスポットをマッチさせることにより、彼らの夢についてのいくつかの仮定を置くことができる。
1960年代初頭における実験の中で、研究者は睡眠中の動きを阻害するネコの脳の一部を中性化した。するとREMが始まったとき、ネコは立ち上がり、背中を曲げてとびかかり、シャーシャーいいながら部屋を徘徊した。これにより、彼らは狩りか何かの夢を見ていることが推測された。
イヌはそれより多くの動きを見せる。彼らは攻撃的でない形であたりを走り回ることが多く見られ、他のイヌや飼い主と遊んでいるところを夢見ていることが推測された。
人は、論理的な一貫性がなく、視覚的に光彩を帯びてはいるものの、起きている時間の出来事についての夢を見る傾向がある。イヌやネコもおそらく同じだ。、BarrettはPeopleに、イヌは飼い主に大きな愛着を持っており、おそらく居眠りしながら飼い主の夢を見ているだろうと説明している。
もちろん、夢を見るのはイヌやネコだけではない。REMを行うどんな動物もおそらく夢を見るだろう。これには、ほとんどの爬虫類や魚は含まれない。REMサイクルの頻度や時間は種によって大きく異なることから、キリンやハリネズミなども夢は見るものの、かなり違ったものだろうと考えられる。
2001年の研究では、実験用ラットは迷路の夢を見ることが示唆されている。REMとそれ以前の状態を追跡することで、研究者たちは、彼らが迷路のどの部分を夢見ているのかまで、神経活動から特定することができた。
キンカチョウは、求愛の際や、仲間に迷子になったことを伝えるために必要な歌の練習をしていと考えられている。
2000年には、ニューロンの注意深いマッピングにより、歌を歌っているときに活動するシナプスが、REM中にも活動していることが示された。このマッピングは非常に正確で、REMステージのデータを用いて、なんと歌の始めから終りまで、正しい順序で音階まで完全に再現することに成功している。
KokoやMichaelのような手話を覚えたゴリラは、手話によって夢の内容を伝えた。Michaelは悪夢のあと、母の死を夢見ていたと語った。
動物たちが夢を見ていることは事実と思われるが、例えば人が空を飛んでいる夢を見るように、彼らもよりシュールな夢を見ているのかどうかは、全くわかっていない。もしイヌやネコが空を眺め、夜に空をピューと飛び回る夢を見ているとしたらなんと素敵なことだろう。
http://www.iflscience.com/plants-and-animals/dogs-dream-of-you-while-cats-dream-of-death/all/
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