【人類学】『実際の「パレオダイエット」がどのようなものだったのか、有史以前の歯から明らかに』 Business Insider 2016/9/21

teeth.jpg


新たな考古学研究により、本来の「パレオダイエット」には、小麦や大麦が含まれており、現代のパレオダイエットのように肉や野菜だけに制限されていたわけではないことが明らかになった。

ケンブリッジ、カーディフ、UCLそしてヨーク大学の科学者たちは、中石器時代(6600 - 6450 BC)である約9000年前の遺骨と、中石器から新石器に渡る時代(6200 - 5900 BC)の遺骨を研究し、彼らの歯の間から植物片の化石を発見した。

貧しい歯科衛生のおかげで、小さな化石が歯垢の中に閉じ込められていたのだ。研究者によると、これらの歯垢には、その時代からあと4世紀は人の食事に取り入れられなかったと考えられてきた植物―穀類が含まれていたという。

「長きに渡り、旧石器時代や中石器時代にさえも、肉や魚などによる動物性たんぱく質は主食であり、植物性食品の役割は限られていたと考えられてきました」と研究リーダーであるDusan BorićはBusiness Insiderに語った。

【生物・人類学】『炭水化物が特異な大きさを持つヒトの脳の進化の主要な役割を果たした可能性』ScienceDaily 2015/8/6

中石器時代の人々は、狩猟採集民であり、広大な森に棲んでいたと一般に信じられている。そして、その後新石器時代となり、初めて穀類を導入し、農業を発展させたと考えられている。

中石器時代の人々の食事における穀物の発見は、地元の食糧収集者間の社会的ネットワークや最初の中石器コミュニティは、おそらく考古学者が考えていたより大きく広がっていたことを意味している。

「この発見と同時に、我々はこれらの複雑な狩猟採集集団は、より遠く離れた場所ともコンタクトがあったのだろうと判断しました。例えば我々は、数百キロメートル離れたギリシャやアドリア海の沿岸地域に由来する貝製のビーズなども発見しました」とBorić は語っている。

http://uk.businessinsider.com/the-prehistoric-paleo-diet-actually-did-include-cereals-2016-9


この記事へのコメント

人気記事