
<概要>
米国で行われた95,000人の子供を対象とした研究は、約20年に渡り科学研究が示してきた事柄を改めて支持することとなった。すなわち、 はしか風疹おたふくかぜ混合(MMR)ワクチンは安全かつ有効であり、自閉症スペクトラム(ASD)のリスク増加とはいかなる関連性もない。
研究は、自閉症の兄や姉がいる、自閉症発症のリスクの高い子供を対象に行われた。研究者は「これは、すでに通常より高いリスクを持つ子供を対象とした初めての研究です。これらのケースでさえ、MMRワクチンに関連するASDのリスク増加は示されませんでした」と語っている。
我々のほとんどにとっては議論さえ存在していない。証拠はワンサイドで、議論するべきことなど何もないからだ。しかし、自閉症とワクチンに関連性があるという信念を持ち、接種を拒絶する人たちも存在している。
【似非科学】『似非科学や陰謀論は科学に対する犠牲者の無い罪では済まされない』 Phys.org 2015/6/4
この研究結果は、非常に説得力のあるものとなるだろう。
http://www.sciencealert.com/massive-studying-of-95-000-children-finds-no-link-between-mmr-vaccines-and-autism
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